映画「アイアンマン3」のあらすじや感想を紹介!打算的に考えずに直感で動ける本当のヒーローの物語

「マーベル・コミック」の実写映画化として2013年公開。

同じ世界観のヒーローが集まるクロスオーバー作品として扱う『MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)』シリーズの第7作品目の映画であり、「アイアンマン」シリーズの3作品目。フェイズ2(第2シーズン)の1作目である。

映画「アイアンマン3」のあらすじ

アベンジャーズと宇宙から襲来したチタウリとの戦いの後。トニー・スタークは会社を恋人ペッパーに譲り、アイアンマンスーツの進化・研究に没頭していた。宇宙規模の戦争を経て、トニーはパニック障害、不眠症などを併発した「スーツ依存症」となっていたのだ。

時を同じくしてアメリカ国内を騒がずテロ組織を導く「マンダリン」があらわれ、国内は混とんとしていた。

トニーの側近、ハッピーも爆破テロに巻き込まれ、怒りに震えるトニーはメディアを通して住所の公開、マンダリンを挑発すると本当にテロ組織は自宅を襲撃。新しいアイアンスーツでなんとか撃退するが、飛行中のトニーはスーツが故障しテネシー州に不時着してしまう。

現地の少年と爆破事件の真相を探っていくうちにマンダリンの潜伏先が分かったトニーはスーツに頼らず組織を単独で襲撃。マンダリンに隠されていた秘密を知り、アイアンマン最後の戦いに挑むのであった。

映画「アイアンマン3」の感想レビュー

★★★★★★★☆☆☆(7点/10点満点) トニー・スタークが羽化する物語

アベンジャーズのニューヨーク決戦の「その後」をオブラートに包まずに話を続けて行ったのがMCUシリーズの凄い所だと思う。

アクション映画特有の、過激な都市の爆破や戦闘シーンは盛り上がるがその町に住んでいた人たちはどうなるのか?その後の生活、心身の影響は?そこにヒーローとして参加したトニー自身の苦悩も交えた、意欲作である。

これまでの奔放だったトニーが精神的な悩みに苦しむ姿は、アベンジャーズが生んだ被害の償いを一身に受けているようで見ていて辛い物があったが、ラストに身体からアーク・リアクターを外し、「本来の人間としての姿」に戻ったトニーは実に晴れやかだった。

また、内面ばかり触れたがラストのアイアンスーツが縦横無尽に飛び回る戦闘シーンはやはり最高!特に、重火器特化、機動性重視、パワー重視など個性が見た目にも現れた姿はロボットアニメなどが好きな視聴者にはたまらない仕掛けだと思う。

ゲッターロボのように、これらの特化アイアンマンとして戦うトニーも是非見たかった。

世情を取り入れたMCU

「キャプテン・アメリカ」で強烈なナショナリズムを映像化したかと思えば、「アイアンマン3」ではテロ組織と指導者が現れ、明らかにモデルが存在している展開となった。

アメリカで製作された原作、映画であるから当然だが、アメリカ、そして世界が抱える問題を臆することなく物語に落とし込める胆力は流石である。

ロボットアニメ好き大興奮!

レビューでも書いたが、スーツ依存症となったトニーによるアイアンスーツのシリーズ化が面白い。

それぞれの見せ場は一瞬だったがそれ以外にも、潜水アイアンマンとかスペースアイアンマンとか、地中に潜るドリルアイアンマンも居たのでは…とロボットアニメ好きなら想像したはず。

トニー自身が少年のまま大人になったので、あながち間違ってないかも?

フェイズ2という新たな概念

今でこそ大作シリーズとなったMCUだが、今作ではっきりと「フェイズ2(第2シーズン)」と切り分けられた。

以後、「アベンジャーズ」がフェイズ毎の完結編・区切りとして扱われるようになるのだが、大集合映画の“被害”“影響”込みで、その後をしっかりと描くのは実に面白いし、このあたりから伏線がどんどん増えるのでやはり可能なら、シリーズは飛ばさずに見てほしい。

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まとめ

シリーズの中では明るいキャラクターだったトニーが徹底的に追い込まれるアイアンマン3。特に精神面での影響だけに、メンタルに悩みや不安を抱える視聴者は同調して苦しくなってしまうのでは、とすら思える。

日本のアニメや映画なら、宇宙人を撃退したヒーロー!と褒めたたえられそうな所、今後あちこちで「お前たちのせいで…」と言われると思うと、ヒーローとはつくづく大変な仕事だな、とつい思ってしまう。

それだけに、打算的に考えずに直感で動けるトニーやキャプテン・アメリカ達は本当にヒーローだ!

監督:シェーン・ブラック

キャスト
『アイアンマン/トニー・スターク』:ロバート・ダウニー・Jr、
『ヴァージニア・“ペッパー”・ポッツ』:グウィネス・パルトロー
『ジェームズ・“ローディ”・ローズ』:ドン・チードル
『トレヴァー・スラッテリー / マンダリン(英語版)』:ベン・キングズレー

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