映画「勝手にふるえてろ」のあらすじや感想を紹介!こじらせ女子のドタバタ恋愛物語

恋愛経験ゼロのOLヨシカが、脳内彼氏と現実の男性の間で揺れ動く!

不器用な“こじらせ女子”の生きざまと恋の行方は一体どうなる?

映画「勝手にふるえてろ」のあらすじ

恋愛経験なし、人生で一度も彼氏がいたことがない24歳のOL・江藤良香(ヨシカ)は、中学の同級生で初恋相手の一宮(イチ)を10年ずっと思い続けている。

現実世界の男性には縁もなければ興味もなく、絶滅した生物が好きで毎夜Wikipediaで調べたり、アンモナイトの化石を購入したり、中学時代のイチの姿を脳内に思い浮かべて妄想の恋愛を楽しんだりと1人の生活をそれなりに謳歌している。

ある日、嫌々ながら参加した会社の飲み会で、同期で営業の霧島(ニ)から連絡先を強引に聞き出され、後日2人で会うことに。そして人生初の「告られる」経験をする。

テンションが上がるヨシカだが、ニにはまったく興味がわかず、「私には彼氏が2人いる」と思い悩む始末。

そんな中、とある事件がきっかけで「人はいつか死ぬ」と悟ったヨシカは、せめて今のイチに一目会ってから前向きに死のう!と決意。

海外に転校した同級生の名前を使ってSNSに登録し、同窓会の開催を計画。そして10年ぶりにイチと再会する。

妄想恋愛女子・ヨシカの恋はどうなるのか?

映画「勝手にふるえてろ」の感想レビュー

オススメ度:7/10 ★★★★★★★☆☆☆ 人を選ぶ映画。こじらせ経験者は共感ポイント多数!一方でリア充はわからないまま終わる可能性も…?

主人公のヨシカは元オタクで人付き合いが苦手で不器用。そして偏屈でひねくれた性格で、自分勝手でわがままで、興味がない人には遠慮なく冷酷になるし、攻撃的に毒を吐いたりする。

つまり、かなりめんどくさい人間なのだ。自己肯定感が異様に低いけれど、“自分を見つけてほしい・認めてほしい”願望はけっこう強い。

いわゆる“中二病”や“こじらせ女子”、あるいはそれらを通過してきた人にとっては、共感ポイントがありすぎて、痛々しくて、思わず頭を抱えてしまうこともあるだろう。

人によっては強烈な黒歴史を思い出す映画にもなりかねないので注意が必要…。

一方で、人間関係にあまり悩むこともなく、楽しい学生時代を過ごした人にとっては、ヨシカの気持ちがカケラもわからず困惑するかもしれない。

主人公への共感具合という点では、評価が分かれる作品だと思う。また男女によっても感じ方はかなり変わるだろう。

なお、筆者にとっては本作は星10点満点である。

松岡茉優の爆発的な演技力

この作品の最大の見どころは、主人公ヨシカを演じた松岡茉優の演技力にある。

最近の出演作『万引き家族』『蜜蜂と遠雷』などでは、比較的ポーカーフェイスで感情を押し殺すような役柄だが、本作はヨシカがとにかく感情をのせてしゃべり倒す。

その演技の振り幅は脱帽もので、ヨシカは松岡茉優でなければ成立しなかっただろうと思う。

筆者のお気に入りは、「はぁ?」の連呼と、終盤の「ファーーーック!!」の絶叫シーン。ちなみに「ファック!」と叫ぶのは1度ではないし、バリエーションも色々あるのでちょっと笑える。

こじらせ女子は何に対して「ファック!」と叫んだのか?ぜひご覧いただきたい。

脇を固めるキャラクターの強烈な個性

ヨシカの脳内彼氏であるイチを演じた北村匠海、ニを演じた渡辺大知の演技もとても良かったのだが、ヨシカの周りを取り囲むキャラクターが個性的すぎて素晴らしい!

特に強烈なのは、同じアパートに住むオカリナを演じた片桐はいりと、コンビニ店員の柳俊太郎。オカリナがヨシカとシンクロする某シーンは個人的お気に入り。

そして、終盤に明らかになるオカリナとコンビニ店員の意外な関係にも注目!

U-NEXT・Huluにて配信中

まとめ

こじらせ女子・非リア女子が、恋愛や人生すべてにおいて頑張るストーリー。同じような人たちへの応援メッセージも込められている。

学生時代にすみっこの目立たないグループにいた人や、大人になっても何となく生きづらさを感じている人には、かなりの確率で心に刺さるはず。

なお、原作と比べてみるのも面白いので、映画とあわせてぜひ原作も手に取ってみていただきたい。

監督…大九明子

キャスト
江藤良香(ヨシカ)…松岡茉優
イチ(一宮)…北村匠海
ニ(霧島)…渡辺大知
月島来留美…石橋杏奈
オカリナ…片桐はいり

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